2023年12月24日

かっぽう着の修理

新しく作るものは少なくなって、このごろは繕い物ばかりになりました。
冬になると2枚のかっぽう着をだしてきて、家ではずっと着たまんま。
汚れることはあまりないけれど、ずいぶんすり切れてきました。

特にそで口がひどくて、傷んだところを切って、別の布をたして修理。
あとは、すりきれたところにつぎをあてて、縫ったり、補強したりです。

これは10年前に作ったもので、まだそで口をとりかえただけですんでいます。


もう1枚はその前に作ったもので、こちらの方がよく使っているので修理だらけです。







2023年12月10日

切って、折って、タツのぽち袋

2回目のタツのぽち袋ができました。

12年前のときは夫に「ヘビ」といわれましたが、今回の試作品は「ウマ」といわれてしましました。
自分でもちょっとこれは…と思っていたので、そのまま押し切ることもできず。
改良に改良をかさね、夫にはここをもう少し変えたらーとかいわれましたが、これで完成にしました。
お正月には、タツに見えるはず。


①A5用紙の裏を上にして、写真の赤線を切り込みます。
②紙の端をあわせるように折ります。
谷折りが続きます。


③折りやすいように紙をまわして、2.5㎝ずらして折ります。


④また紙をまわして、上の1枚だけを4㎝ずらして折ります。


⑤下の紙を④の端(青い線)にあわせて折ります。
このとき、切込みを入れたところは折りません。
上の赤線の端は袋の端に合いますが、下の角は少しずれます。


⑥紙をまわして、切込み線にあわせて折ります。
これで袋ができました。


⑦ここから、タツを折っていきます。
紙をまわして、青い線で折ります。
下は袋の端から1㎝のところにあわせて折ります。


下は袋の端から1.5㎝のところから、袋の角(赤○)にあわせて折ります。


右は上の角を切込み線にあわせて折って、下の紙とかさなるところを差し込みます
右下の角は、切込み線が見えないように少し上のところから折ります。
下は袋の端にあわせてここは山折りで、下の紙の裏に折り込みます。


⑧折り目をここまで開いて、赤線を切り込みます。
赤線のところは折ったまま重ねて切ります。
①の切込み線にそって7㎜くらい切って、次は折り目に平行になるように切っていきます。
頭の折り目のところまで切ったら、幅が5㎜くらいのツノができます。


⑨もとのように折りますが、切込みをいれたところは伸ばしておきます。


⑩顔を描いて色をぬってできあがりです。
大きさは9.5㎝×6.7㎝くらいで、カードは左側から入れます。




2023年12月3日

天野博物館のコレクションから、小菱もよう

博物館の布では、この前織った十字もようの横に並んでいる柄です。

前のもようは1列しか織りませんでしたが、こんどは4列。
幅は14㎝くらいです。


裏も表もおなじようなかんじですが、裏には白い糸があまりでていません。
かんじんの白い糸をまちがって整経していたのも楽になおせて、織るのもかんたんで、あっというまに完成。


下にチラッと見えているのが、もとになった布(もちろん印刷ですよー)。
何かを包めるくらいの大きな布ではないでしょうか。
別々に織ったものをはぎ合せているようにも見えますが、そうだとしても足もとにもおよびません。