2023年3月30日

京都外国語大学の展覧会

もう長いあいだ県外に出かけることもなく、すっかり腰が重くなっていたのですが、意を決してエイッと出かけていきました。
ほんとうに、決心がいるくらい出不精になってしまいました。

場所は京都外国語大学の国際文化資料館、今月末までの「古代とは何か」という展覧会。
アンデスの織物があると聞いていたのですが、特別展よりコレクション展示室(常設)にある数が、すごい!

こちらに資料館のVRミュージアムがありますが、染織はガラスケースだけじゃなくて、一番奥にある地図を入れておくような大きな引き出し全部。
その引き出しは、45段もあるのです。

一番上の引き出しは背伸びをし、下の引き出しはしゃがみ込み。
カバー越しとはいえ、まじかにたくさんの織物を見ることができて感動でした。
見学している人は染織に興味がなさそうな方だけだったので、引き出しはほぼ独占状態、見放題でした。

展示室は作品保護のために暗いのですが写真はOK、そして、見学は無料です。
帰り道は桜並木を歩いて、お花見までできて、いい1日になりました。

建物の外から、エレベーターで展示室へ。

天神川の桜並木。

まわりの草をおしのけて、半球形にはえているのはカタバミ?

クモの巣もチャンカイレースに見えてくる、見えてくる…

そして、これが展示物。
織物、染物、刺しゅう、スプラング、組ひも、道具など、ほんとうにたくさんありました。

小さくて長くて、そしてかわいくて、すごい。

土器のなかでは、これがお気に入り。











2023年3月26日

折り紙、まだつづく

「ヘンゼルとグレーテル」
お菓子の家は、ちまちました部品が多くてたいへんでした。

「白雪姫」
魔女は「ヘンゼルとグレーテル」のを使いまわし。
写真ではよく見えませんが、リンゴには軸と葉がついているんですよ。


「ピーター・パン」
海賊船はあるのに、海賊がないのが残念!
ピーター・パンだけではお話にならないよーと思って、海賊を折ってみましたが…
顔が小さくて、ほかの人形をつりあいがとれていませんね。


おまけで、もう1冊の「折り紙で作るおはなし指人形」日本のお話編から、金太郎とクマ。
顔の作り方が、世界編とはちがっていました。
和風といえば、和風かも。

 

2023年3月19日

ヌビの作品展

お天気もよく、暖かくて、もう春らんまんという1日。
韓国の手仕事、ヌビの作品展に行ってきました。

綿が厚く入っているので、重くてかたいものかと思っていましたが、軽やかな服が並んでいました。
おだやかな縫い目がまっすぐつながり、たくさんの細いしま模様を描いて、簡素ですっきり。


豊中の住宅街、その古い道筋にある桜の庄兵衛ギャラリーで今日が最終日という、アトリエ求里畝(グリム)の作品展。
外の通りは静かですが、中はたくさんの方でにぎやかでした。


戸口にかけられたポジャギも、風に舞ってきれい。






2023年3月16日

折り紙、つづく

折り紙は、まだまだ続きます。
これも15㎝角の折り紙を切って、7.5㎝で。

指人形ということで、指を入れるところがあるのですが、この大きさでは大人の指はきびしいです。
ストローか細い棒をさしこんで動かすしかありません。

1.「3びきのこぶた」
家は紙の大きさをまちがえました。
12.5㎝に切らないといけないのに、ついつい15㎝のままで折ってしまいました。

2.「3びきのくま」

3.「7ひきのこやぎ」

こうして並べてみると、どれも動物の数がタイトルに入っている…

1と3のオオカミは1ぴきだけにして、「赤ずきん」にも使うことに。
家も木も、同じものを使えばいいでしょう。

本では目や口に丸シールを使ってありましたが、黒と赤のペンで描きました。
手やくつに色をぬるところは、色えんぴつではうまくぬれませんでしたが、がまん。(なにを?)
色えんぴつと、持っているペンの色だけですませました。

「折り紙で作る おはなし指人形 世界の童話編」いしばしなおこ著 世界文化社

2023年3月10日

ねじり織り その2

2回目のねじり織りは、棒機を使って幅広く織るというもの。
端から端まで、たて糸をねじってよこ糸をとおしていきます。
めんどうです。
でも、ねじったあとに入れておいた棒を使って、もようの半分は楽して織ることができるし、ふつうに織るより1段が大きいので、同じ長さを織るのに少ない段数ですみました。

後半は糸綜絖をつけて平織りにしましたが、とちゅうに柄もいれてみました。
柄のところは糸の動きが複雑で、どう織ったのか見当もつかないという、ふしぎな織物です。


上が表で下が裏です。
前回のひもより配色に気をつけたつもりなのに、柄がはっきりしているのはまん中と端のところだけ。
写真ではくっきりしていますが、ほかのところは表はぼやっとしていて裏の方が少しましというくらいです。
いっそ裏を表にして使ってもいいかと思ったのに、失敗が…
それも、まん中のいちばん目立つところにあるのでした。😖





織りの展示会のお知らせをいただきました。
お近くで、興味のある方はどうぞ。

第4回腰機の会作品展:3月31日から4月2日、京都府立山城資料館

奈良晒 春の作品展:3月24日から25日、ロマントピア月ヶ瀬、月ヶ瀬奈良晒保存会
裏に、「特別展示 尾山作業所調査報告、機織り体験あり」とありました。

星野利枝コレクション&作品展 グアテマラ・トトニカパンの帯:3月7日から19日(13日はお休み)11時から19時、京のケーキ屋さん森の小枝 ギャラリー(京都市中京区境町通御池下ル丸木材木町675)