2022年12月22日

ミャンマー、チン族の胸当てから

先生に見せてもらった実物は、とにかく細かい!
紺、赤、白、黄の配色でした。
それを灰色、ピンク、黄、白に変えて(当然ながら糸も太いです)みましたが、やっぱり実物の配色の方がすてきです。




もようの色数分のよこ糸が1段ごとに通っています。
1段に3色あるところは、地のよこ糸ともよう糸、あわせて4回、たて糸を選びなおして糸を通すという、なかなか手間がかかる織物でした。



2022年12月10日

切って、折って、うさぎのぽち袋

A5用紙を使ったぽち袋も、トラで十二支をひとまわり。
切って折って作るのは終わりにしてもいいかなと思いつつ、軽い気持ちで作ってみたら、すすっとできてしまいました。

12年前(!)のうさぎのぽち袋より、かんたんです。
A5サイズの用紙を使って、できあがりの大きさは、たて9㎝×よこ7㎝。



表側に鉄筆で線を引いて、赤い線に切込みをいれます。
右上のところが、うさぎになります。




うさぎから折っていきます。
右上のたて線を谷折りして、角の斜めの線を谷折りします。


上の斜めの線は谷折り(耳)、左の斜めの線は山折り(鼻先)します。


右上の角から寸法を測って、斜めに山折りします。
このとき後ろ側にある紙も、いっしょに折ります。
これで、うさぎ完成です。


うさぎを安定させるために、うさぎの0.5㎝下の線を山折りして、うさぎのすぐ下の線を谷折りします。



これでうさぎが、少し下にめりこんで安定します。
鼻先は切込みの上に出しておきます。

あとは、袋を折るだけです。
よこ線を山折りして、上の紙をウサギの下に差し込みます。



たて線を山折りします。


うしろ側の左端を、右端に差し込んで袋の口を閉じます。


うさぎの顔や字を書いて、できあがり。











2022年12月7日

来年の手帳

ほとんど作るものがなくたったとはいえ、これは作らないと困るもの。 
ここ何年かは、毎年同じ原稿をコンビニかスーパーでコピーして作っています。

A3両面コピー2枚で、見開き1か月、メモのページが少しという構成です。
両面コピーもなれてきたと思っていたのに、最初の1枚を失敗。
長辺開きと短辺開き? それで原稿を置く方向をまちがえました。

表紙は展覧会のチラシやカタログを使っています。





2022年12月1日

アダンの鍋敷き

アダンの葉で鍋敷きを作りました。
針にとおした葉で、芯をとめて大きくしていきます。

芯も巻いていく葉も、すぐに使えるようになっていたのに、2時間くらいかかって直径12㎝。
編み目もぐちゃぐちゃですが、鍋敷きとしての機能に問題はないでしょう。

古くなった菅細工のコースターのかわりです。



2022年11月16日

ナガ族の縫取織り

たて糸を落としてもよう糸をだすだけ。
毎段毎段、たて糸を落とす拾うのくりかえしです。

もよう糸を、端で切り落とせば一応完成で、幅18㎝、長さは40㎝くらい。
二つに折ってポーチにできればいいなと思っています。




表と裏。




2022年10月19日

縁にビーズがついたひも

もとになったのは、タイのアカ族のビーズ付きのひもです。
先生の資料によると、女の人の頭飾りについているひもでビーズは大きめ、ウッドビーズのようなかんじでした。

家のある残り物のビーズ(小さい!)を使いたかったので、細い糸にビーズをとおしてコットンキングと引きそろえにして整経しました。
できあがりの幅は1㎝くらいです。

たて糸8本で織り始めたら思いのほか幅が太かったので、たて糸を巻き取って整経しなおし。
たて糸を4本に減らして織りました。



いつもとちがって、たて糸がかくれて、よこ糸が表に出ています。
織り目も幅も、うまくそろえられませんでした。


2022年9月21日

スラウェシのたて浮き織り

もよう綜絖を作ってしまえば、あとはスイスイ。
ですが、きれいに織れるかどうかは、また別の話です。

はじめと終わりで幅が1㎝以上ちがってしまいました。
がっかりしたので、房の始末もやめました。
これはこれで、完成。



はじめ方は、柄をあえて変えてあります。
まちがったわけではありませんので、念のため。
でも、これは指示どおりの柄だけにしたほうが、よかったかなぁと反省しています。


よこ糸は灰色を使いましたが、黄色にすれば裏も黄色い柄がはっきりしてよかったのではと、これも反省しています。

2022年9月11日

お義母さんのボビンレース

四角が20㎝×20㎝、小さい円形が直径7.5㎝です。

 



2022年9月2日

ざぶとんカバー

ここ何か月か、罰が当たるのではないかと思うくらい、ものを捨てています。
少し傷んでいたり、シミがあったら、もう、迷わず!
自分のものは、ちっとも捨てないくせに…

その罪ほろぼしのつもりで、エプロンでざぶとんカバーを作りました。
少しシミがあったり、ギャザーの山に汚れがあった、エプロンです。
使わないものは作らなにようにしているので、ずいぶん前に作ったざぶとんカバーのかわりです。

前のと同じで、裏側からざぶとんを入れるようになっています。
表は1枚、裏は2枚の布を少し重ねて縫いあわせてあります。




イブ・サンローランだから、中央がYだったのかな?
2枚作りたかったのですが、残念ながらシミをよけると1枚作るのがやっと。
残りは小さく切って、コンロのそうじに使います。



ざぶとんカバー物語は、きっとまだ続く。

2022年8月28日

お義母さんのボビンレース

楕円は17×14㎝、小さい四角は10×10㎝くらいです。


 






2022年8月21日

ティモールの花の縫取織り

たて糸にチマチマと刺しゅう糸をからめて、織っています。
刺しゅう糸は2本どり、たて糸とよこ糸はコットンクイーンより少し細い糸を使っています。
幅が3.5㎝くらいで、フサを除いた長さが45㎝、花の数は21。




先生に見せてもらったものは、ストールだと思うのですが、長さが2m!
その端に、花がたて1列にはいっているのが、すてきでした。

これは、いろんな色の花がたくさん並んでいるのがいいみたいです。
配色に失敗したと思った花も、たくさんの色の中に並んでしまえば、いいかんじに収まってしまいました。

織っている途中の裏側は、刺しゅう糸がこんなふうにモジャモジャです。


色を考えるのは楽しかったけれど、花を1つ織るのに、刺しゅう糸が7本。
なるべく糸がムダにならないように短くしたので、指でつまむのもたいへんでした。
しかも、使おうと思ったときには、切っておいた糸がみつからなかったり。

5㎜くらいのこして、切りそろえたところ。



2022年8月8日

お義母さんのボビンレース

これまでより、小さいものと縁だけのもの。
長方形は18×22.5㎝でレースの幅は2.5㎝、ハートは高さが7.5㎝、角が丸いものは1辺が16.5㎝くらいです。





 

2022年8月1日

プラバンのチャーム

去年のことだったのか、今年のことだったのか…
3人分のチャームを作ったはずなのに、ブログの記事にありません。
写真は残っていたので、そのうちにと思って書きそびれてしまったようです。
昨日もう1つ作ったので、思い出して書いておきます。

前のは3人の好みのキャラクターを、推測して作りました。
下の男の子は、不滅のキャラクター「アンパンマン」。
次女には便箋に使っていた「すみっコぐらし」、長女は本を読んだというので「おしりたんてい」。

このときは、裏に白いプラバンをはるときに使った接着剤で、油性ペンがにじんで失敗。
冷蔵庫で保管していた、瞬間接着剤がいけなかったような…。


このあと、たぶんウルトラ多用途という強力接着剤を使って無事完成。
色をぬったところに接着剤をつけて、白いプラバンにはります。
接着剤が乾いたら、プラバンのふちにそってハサミ(キッチンバサミを使いました)で余分なところを切って、ヤスリで角をとっておきます。
プラバンの穴にあわせて、白いプラバンに穴をあけます。
とがったもので突いてから、先が細くて丸いヤスリで穴を広げました。

穴にとおしたのは、細いゴムヒモです。
色や長さがちがうのは、とってあったものの再利用だからで、ビーズももちろん残りもの。


あとで聞いたら、下の子がおしりたんていも好きといって、お姉ちゃんのぶんもとってしまったとか。
つい最近、お姉ちゃんの好きなキャラクターがわかったので、もう1つ作ろうと思ってブログを探したのでした。
接着剤は油性ペンで描いたところにつけて、にじまないことを確認してから使いました。



前のをあげたときに、絵がうまいなぁといわれましたが、写すだけなのでだれでもうまく描けるのでした。

ネットでイラストを探して、画像を切り取って保存します。
画像を拡大して、画面に薄い紙をあててえんぴつで写します。
えんぴつの線を、ペンでしっかり描きます。
紙を裏返して、絵より大きく切ったプラバンをのせて、線を写して色をぬります。
  チミ―は裏返すのを忘れました!
  絵(髪の方向など)が、ヘンになるので要注意です。
  色をぬったところが、裏側になります。
プラバンのかわりに、弁当の透明フタ(PS表示のもの)も使えます。
軽く紙やすりをかけると、色鉛筆で色をぬれます。
  このへんのことは、ずっと前のブログにありました→


次は、プラバンを切って焼きます。

絵の上あたりに穴をあけてから、プラバンを好きな形に切ります。
2穴パンチを使うときは、開けたいところに印をつけて、底ふたをあけたパンチの刃のあいだにプラバンをはさみます。
パンチの底から、プラバンの印を見て穴をあけると失敗しません。

トースターの受皿にシワシワにしたアルミホイルをしいて、その上にプラバンをのせて熱くなったオーブントースターに入れます。
ぐーっと縁が上がって丸くなったあと、縁が下がって平らになったら受け皿をとりだします。
プラバン(熱いので注意)を平らなところに移して、上からも平らなもので押さえます。
わたしは、ステンレスの調理台に移して、お好み焼き用のコテで押さえました。

あとは、上に書いたように白いプラバンをはって、ヒモをとおして完成です。

これだけこまごま書いておいたので、次は失敗しないでしょう。
記事を見つけることができて、ちゃんと読めば。