たくさんの人がパタパタしたので、動きがわるくなったパタパタです。
ボランティアで通っているところに置いてあるパタパタなのですが、修理に修理をかさねているようで、板をつなぐテープに綾テープと不織布のテープ(服を作るときの接着芯のようなかんじです)が入り混じっています。
これを動くようにするには、テープを全部はがしてつけなおすしかないのでは…
と思ったら、切った板と持ち手があったので、それを持って帰って家で試しに作ってみました。
板は厚さ0.6㎝の合板で、6㎝×5.5㎝、5.5㎝の辺の角を落として丸くしてありました。
竹の割りばしが持ち手になっていて、長さは12.5㎝。
割ったところが板の厚みにピッタリで、はしが楕円形なのも持ち手にピッタリ!
うまくできています。
板に割りばしの幅×1.5㎝の切れ目を入れてボンドで持ち手を接着して、5枚の板に布テープを3本ずつこんなふうにはります。
テープは幅1.5㎝、長さ10㎝、のりしろは1.5㎝にしました。
持ち手がある板の左にあるテープを右側に倒して、2枚目の板を置きます。
2枚目の板はテープをはっていない面が上で、左に2本のテープがくるようにします。
板と板のあいだに、少しすきまをあけます。
3枚目の板はテープをはっていない面が上で、左に1本のテープがくるようにします。
2枚目のテープを3枚目の板にはって、左のテープを右側に倒して1~3枚目の板を裏返します。
右のパタパタがうまく動かないのは、不織布のテープが伸びてよじれているからでしょう。
修理するよりは、新しいのを作る方がかんたんそうです。
ほかにも本にあった、「すりこぎとんぼ」や「紙つばめ」が置いてありました。
ずいぶん前に奈良へ行ったときに偶然みつけた「奈良町からくりおもちゃ館」にも、この本のおもちゃがありました。
場所と時をかえて、同じ本のおもちゃに出会うなんて、なんだか不思議なかんじです。