2022年1月28日

カーディガン

チェビオットを紡いで編んだカーディガンで、手紡ぎをはじめてから一番の大作です。

ネックから編みはじめて、袖も続けて編めること、身ごろといっしょに前立てまで編めるのが、とっても魅力的。
はぎ合せるのが苦手で、段から目を拾うのもへたなわたしでも、編む気になったカーディガンでした。



ただ、身ごろを編んで袖を輪に編むころには、編み終わったところがかさばるし、少し重いので、風呂敷で身ごろをまとめてつづきを編んでいきました。
これで汚れもふせげるかもと思ったのですが、とっくに汚れていたようで、縮絨したら水が灰色になっていました。


こうして、なんとかできあがったのですが、ネックの作り目が大きかったのか、首周りが伸びているようなかんじ。
編み物が上手な人に教えてもらって、端の内側にきつめの引き抜き編みをしたら、首周りのおさまりが少しよくなりました。



「編んで楽しい、毎日着たいニットの普段着」を見て編んだのですが、ずいぶん前に編んだベストもこの人の本でした。
何年たっても、好みはかわらず。



2022年1月18日

チリのアイマラ族の帯から




民博に展示されていた帯から、先生が図を起こしたものを教えてもらいました。
そういえば、ずいぶん前にわたしもその展示を見ていて、帯の色が途中で変わっているのがふしぎでした。
帯は機にかかった状態の展示だったので、棒機で織っているということはわかりましたが、わたしの場合はそこで終わり。
先生に感謝です。

糸はコットンクイーンで、幅が2.2㎝、三つ編み部分を除く長さが54㎝くらいあります。
ひし形1つ織るのが8段で、長い道のりでした。




2022年1月11日

ミニポーチ



ちょっとすまして、タイトルを「ミニポーチ」にしましたが、心の中では「飴ちゃん入れ」。
これに飴ちゃんをつめて、袋ごと姪の子どもにあげることにしました。


丸底ポーチは、もとは「かぎ針編みのふわもここもの」にあった、交差模様のカップホルダーとして編みはじめたものでした。

でも、うちで使っているマグカップは丸みをおびていて、形にあうようにかえて編むのはむずかしく、うまくできたとしても、ほんとうに使うのかな?と、思いはじめてしまって。
だいたい冷める前には飲み終わっているし、冷めても飲むし、レンジで温め直してもいいし…、つけるのやっぱりめんどうだ、で、カップホルダーにするのはあきらめました。

そして、編んだものをほどくのもいやなので、長方形だった編み地を輪にとじて、底と口の飾りを編みたしてポーチにしたのでした。

もうひとつは、前から編んでみたかった細編みのすじ編みで、フェアアイル柄。
裏も表も、同じ柄です。

どちらも筒状になったところにファスナーをつけたのですが、端のほうはどうすればいいのかな…
よくわからないので、そこは適当にごまかしておきました。
ファスナーは、もちろん古いカバンからとってあったもので、当然長さもあわないので切って使いました。

2022年1月6日

子どもの帽子、まとめて4つ

古い市販のセーターをほどいて、帽子を4つ編みました。


なんとなく手編みだと思っていたのですが、ほどいてわかる機械編み。
長方形に編んだ編み地を、布のように裁断して縫いあわせてありました。
だから、幅をそのまま使った胴のところは長い糸にできましたが、そでぐりから上の部分は端が裁断されているので、1段ほどくたびに糸が切れ切れになるのでした。
そでは肩の曲線部分が裁断されているので使えず、ひじのあたりは穴があいて弱っているので使えず、そこから下を糸にしました。


手はじめに編んだのは、スタークロッシェの帽子。
本を参考にしましたが、糸が太かったので針の号数と目数段数を変えて、端も棒針で2目ゴム編みにしました。


同じような形の2つは、「毎日使える定番のこどもニットぼうし」を参考に。
1つめを編んだたきに変えたところをちゃんとメモしておかなかったせいで、こんなことになりました。


アラン編みの帽子は、号数はわかりませんが「暮らしの手帖」にのっていた小瀬千枝さんのデザインです。

2022年1月4日

鏡もち

あけましておめでとうございます。
今年も、作ったものを紹介していければいいなと思っています。
といいつつ、年の初めから古いものを…

これはずいぶん前、母が病室でお正月を迎えたときに作ったものです。
ベッドのよこの小さい棚でもじゃまにならないように、小さく、小さく。


今は妹が、お正月に飾っています。