2023年9月29日

昭和の手編みの襟巻

本には「つけえり」と書いてありましたが、この形はまちがいなく、遠い昔、いとこのお姉さんが編んでいた襟巻です。
もっと幅は狭かったと思うのですが、筒状に編んだところに襟巻の先をとおしてとめて使います。


先をとおすところに少しだけ柄があって、あとはガーター編だけ。
裏表がなくて、先をとおすところも両側にあるので、さっと使えます。
寒い寒い家の中で使うために編みました。


あっというまに編み終わって、さて縮絨。
いつもはシャンプーを使っていたのですが、これはボディーソープを使ってみました。
やけに水の色が青くなるなーと思ってすすいでみたら、色がー!
せっけんをつけたところが白っぽくなって、全体にまだらになっていました。
しかたなく、色がこいところにせっけんをつけて、またくしゅくしゅ、くしゅくしゅ。
それでも、色むらが残ってしまいました。

糸につけていたメモによると、糸はクチナシブルー染のコリデール。
巻いてある糸が、もとの色です。




これは「アラン編のちいさなニット」を見て編みましたが、「リボンマフラー編み方」でネット検索したら、編み方もありました。


「アラン編みのちいさなニット  アイルランドの素朴な伝統模様を編む」誠文堂新光社

2023年9月25日

うちわのはりかえ

左は実家にあった古いうちわで、繊細。
右はずいぶん前に中国でもらった宣伝用のうちわですが、プラスチックじゃないところがすてき。
ただ、紙も木工ボンドでつけてあったようで、水につけておくだけではきれいにはがれませんでした。
紙をこすってとっていると、骨もはずれてばらばらに。
組みなおしましたが、左右対称にもどせませんでした。



実家にあったうちわは、よごれていた紙だけはがしてはりかえたのに、茶色いシミが…😢
なにをしているやら。





2023年9月13日

棒機、トン族のひも

やっとできた、幅4㎝、長さは房を除いて1m25㎝の長いひも。


1番長いのは1m82㎝だけど、ただひたすらたて糸を上げ下げして、よこ糸をとおすだけのひも。→
これは、毎段もようをだすためにたて糸を選んで上げ下げするというおまけがついているので、手間がかかるんです。
糸も、1番のはコットンキングで、これはコットンクイーンで細いから、織る段数も多いのでした。
と、たいへんさをうんと強調したくなるくらい、しんどかった…


がんばって、がんばって、半分はこえたかと思って伸ばしてみたところ。
まだまだでした。

使ったものと記念写真。
右の上から、コットンクイーンという綿糸の黒と白、その糸をかけておく板(紙で作ったもの)、毛抜き(からまった糸玉をとるためび使います)、ハサミ。
糸綜絖(水糸で作ったもの)、綾棒2本、中筒(これは確か、ちくわの中筒でした)。
たて糸を張るための棒が3本と織りに使う刀杼、竹針、ヘラ。
細いひもと、腰ひも(教室で一番最初につくったもの)


もようは花と蝶のようです。
縁のもようは2タイプあります。


上が裏で、下が表です。
これだけ長いと、少しくらいのまちがいはどうってことなくなって、おおらかに。
いえ、まちがいに気づいても、ほどくのがいやだっただけです。
あきらめが、かんじんです。