家にある手紡ぎの糸をよせあつめて、ベストを編みました。
紡いだ糸は太さも撚りもいろいろで、本を見てもそこにあるすてきな柄のものは編めないので、それらしく。
使った針は6号、作り目は181目とスティーク分の12目です。
柄は12目×9段と5目×5段の2つをくり返して入れました。
緑は葉緑素パウダー、水色はクチナシブルー、黄色はたぶんマリーゴールドで、ピンクは何で染めてあるのか忘れました。
身ごろはスティークを作って輪にして編むというのと、編み終わったらスティークを切ってまつるというのは知っていましたが、袖や前立てのゴム編み部分の目の拾い方は?
まつり終わったところに端から1目内側に針を入れると、スティークの目にも針をとおさないと目を拾えないのでした。
そこは編み地が2重になっているので、しっかり、かちかち。
心配になってきたので、図書館にあった「はじめてのフェアアイルニット」(アマゾンでどんな本か見たい方は→
こちら 写真は貼り付けられなくなったみたいです…)をみると、12目のスティークのときは切りっぱなしのままで、目を拾っていました。
切りっぱなしです!
端からほつれてきそうで、恐ろしくてそんなことはできません。
しかたないので、衿ぐりはスティーク部分が少しだけなのでかたいまま。
袖ぐりは、折り返しの山にある目の糸を1本だけすくって目を拾いました。
このときにはじめて、2目一度の減らし目はスティークと身ごろの目ですると知りましたが、これは今さら。
前立ては本のように拾いたいと思ったのですが、やっぱりスティークはこわくて切れません。
結局スティークを切らないで目を拾っていきましたが、ずいぶん時間がかかりました。
そのまま前立てを編んで、もう片方も同じように編んでから、最後にスティークを切ってまつりつけて、やれやれ。
ボタンホールは本を見て作りましたが、本の前立ては2目ゴム編みでこちらは1目ゴム編み。
こうすればいいのかなと考えて編みましたが、穴が小さくてボタンも小さめです。
やっとのことで編み終わって、つくづく思いました。
始めから本を見て編めばよかったです。