2023年8月3日

紙で作るパタパタ

木でパタパタを作るのは、ちょっとハードルが高いので、紙で作ってみました。
紙箱をひらいて材料にして試すと、重さがたりないのか紙テープがしっかりしているためか、うまくできませんでした。
重くするために厚みのある紙を切るのはたいへんなので、うすい紙を2枚重ね。
そこで、ふっとひらめきました。
紙のあいだにテープをはれば、表側にテープののりしろがでないので、すっきり!

紙箱の紙と障子紙を使って、「からくり玩具をつくろう 江戸時代で遊ぶ本」の大きさで作りました。
テープのつなぎ方は本と同じですが、最初に全部はってしまわないで、1枚目の紙から順にはっています。
紙の表(紺色)と裏(灰色)を使った、2色のパタパタです。

最初の紙にテープをはって、紙を上に1枚かさねてはります。
テープがない面の色を紺にしたかったので、ここでは灰色を上にしています。


左のテープを右側に折って、紙を裏返します。


裏返すと紺色。
次の紙は紺色を上にして右に置いて、1枚目のテープをはります。
左に2本、右に1本の新しいテープをはります。
紺色を上にして、紙をかさねてはります。


左のテープを右側に折って、紙を裏返します。


裏返すと灰色です。
次の紙は灰色を上にして右に置いて、2枚目のテープをはって、あいたところに新しいテープをはります。
こんどは左に1本、右に2本です。




紙をかさねてはって、左のテープを右に折って紙を裏返して、次の紙を置いてテープをはる…
このくりかえしです。





最後の紙は、新しいテープをはらないで紙をかさねてはります。
何枚でも好きなだけ紙をつなげることができますが、最後もテープがない面を紺色にしたかったので、ここは紺色が上。


テープがない面を外側にして折りたたみます。
持ち手のかわりに、1枚目の紙の両端を指ではさむように持って動かします。


古いパタパタも、水にひたして紙とテープと接着剤をとって作りなおし、新しいのにも2色の紙をはりました。
紙は、木の両面、テープの両面にはっています。





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