2023年8月21日

紙で筥迫(はこせこ)

昔の道具を紙で作るという催しでしたが、夏休みの平日に子どもの姿はなし。
2週間ずっとやっている催しとはいえ、行ったときにはほかに参加者もなし。
おかげで筥迫の話を聞きながら、ゆっくり作ることができました。

この筥迫はずいぶん手間がかかっていて、厚紙を切って、組み合わせて紙をはるという手順です。
紙工作ですが、本物っぽくて、よくできていると思います。
厚紙には手書きで切り取り線が引いてあって、大きさや構成は担当の方が考えたそう。
これを何人分も用意しておくなんて、すごいです。


左から胴締めとにおい袋、本体、かんざし差し。
写真では、かんざしのかわりにレース編みの針をさしています。
房は、担当の方がその場にあった糸でササッと作ってくれました。
それもまた、すごい…


ほんとうなら、千鳥掛けで本体の脇を綴りあわせるのでしょうが、工作はここまで。
なので、ものを入れることはできません。

家に帰って、胴締めのひもがゆるまないようにビーズをつけました。
千鳥掛けは…




0 件のコメント:

コメントを投稿