2023年8月14日

棒機でポケット付きの袋

たて糸をわけて、わけたところを別のよこ糸を使って織るとスリットができます。
それを半部に折って、端をかがってポケットに…ということで、今回は織ったものを袋にしないといけません。

織る前に、袋の幅からたて糸の数を考え、袋部分、ポケット部分、ふたを全部あわせた長さを考え、ちょっと柄を入れたいなと思って、それをどうするか考え…

いろいろ考えてたて糸を張ったのに、半分くらい織ったところで、このまま織っていくとふたができない!
それどころか、袋もうしろの長さがたりない!

やむをえず、やりたくないけど、四方ミミに。
たて糸の本数が多いので、たいへんなんです。
しかも、糸が割れてきて、たて糸をきちんと分けるのがむずかしくなっていました。

しぶしぶ、途中で中筒を手前に移して、機を前後逆にして反対側から織っていきます。
これ以上織れないところまでがんばったら、中筒と糸綜絖をはずします。


ここからは織るというより、1目ずつ縫っていくようなもの。
たて糸を上下にわけて、2本のよこ糸を通します。
針が2本なのは、よこ糸が途中で交差しないようにするためです。


最後の段は、たて糸を上下にわけて1本のよこ糸を通します。


波うっているところが、針でたて糸をすくって織ったところです。
柄がピッタリあうかどうかは運しだい ですが、運がなくて2段たりませんでした。
ポケットは3つ。


スリット部分を半部に折って、端をかがります。
教えてもらったヴァン・ダイク・ステッチでかがると、つなぎ目がチェーンステッチのようになりました。


ファスナーとタブをつけて、課題を終了。
たて17㎝、よこ23㎝、ポケットの深さ6㎝、全部手縫いです。


こちら側にはポケット袋が3つ並んでいます。


織り目が乱れた最後のところは、ポケットのうしろ。


ポケット口は袋の内側にあります。



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