2024年12月18日

苗族・松桃の帯から

松桃に住む苗族の人が織った帯でしょうか。
先生に確かめることもせず、勝手にそう思って織りました。

糸はコットンクイーン、長さは房を除いて60㎝、幅は6㎝です。


上が表、下が裏で、上手に織ったらリバーシブル。
なのに柄を織るのに神経を集中しすぎて、両端の平織りのところでたて糸をとばしている…
そのせいで裏側の紺地に白いよこ糸がでてしまって、目立つこと目立つこと。😢



2024年12月16日

へびのぽち袋

今年もA5用紙を切って折るだけ、へびのぽち袋ができました。


赤い線のところに切込みをいれます。
黒い線のところは、鉄筆などで線を引いておきます。


裏を上にして、たて線を谷折りしてから、横線で谷折り。
3で折った端を、2で折った内側に差し込みます。

ぽち袋を開けるときは、ここを引き出しますが、こどもにはむずかしいかも…
と、今年初めてそんなことを思ってしまいました。
頭と手を使って、じょうずに開けてほしいものです。


袋の上下をひっくり返して、3という数字があるほうを上にしてから、へびを折ります。
切込みのところから斜め上に山折りして、少し上を向くように頭を谷折りで作って、さいごに端を山折りして顔の形を作ります。
自分の好きなへびになるように、折る角度と寸法を調整してください。


胴体は切込みから斜め下に谷折りします。
しっぽの先は山折りして、袋の内側に折り込みます。


好きなように色をつけて、できあがりです。
去年作ったへびのぽち袋は、こちらの記事にあります。→

2024年12月8日

クリスマスリース

緑地のワークショップで、クリスマスリースを作りました。


クズのツルで作った土台に、ローズマリーの枝を針金でとめて、その上に飾りをのせて木工ボンド、針金、ホットメルトボンドでつけています。
そう書くとかんたんそうですが、ローズマリーの枝は思うように曲がらず。
飾りをつけてから持ちあげると、重いものは落ちたり傾いたりで、何度もつけなおしています。

黄色いバラに見えるのはイチョウの葉を束ねたもので、自力ではうまく作れなかったので、ここにあるのは全部ボランティアさん作。
縁にはラメの装飾もつけてもらいました。

このほかに、帝王貝細工、ヒマラヤスギの実、茶綿の実、ヘクソカズラの実、名前のわからない赤い実が2種類と、ワレモコウのような黒いドライフラワーを使っています。

材料は緑地のお世話をしているボランティアさんが集めたもので、ほかにもフウセンカズラ、レモングラス、ホオズキ、白い綿の実、モミジバフウの実、松ぼっくり、どんぐりなど、たっぷりと用意されていました。
そのおかげで、できあがったリースは色とりどり。
それを見るのも楽しかったです。


部屋に飾ると、ほんのりローズマリーのいい匂い。


2024年12月2日

かぎ針編みの動物ブローチ

リアルすぎず、かわいすぎず、ちょうどいいかんじのヒツジとトラ。


残り糸を集めて、ブローチを編みました。
オレンジ色の糸は、コリデールの原毛をユーカリの葉で染めて紡いだ単糸です。
白とこげ茶は、どちらもコリデールの双糸。
顔の幅は5㎝くらいです。


「ちょっとの毛糸ですぐできる かぎ針編みの動物ブローチ」おおまちまき著 誠文堂新光社を見て編みました。


 

2024年11月25日

来年の手帳

毎年同じ原稿をコピーして作っている手帳、2人分です。
両面コピーも大成功で、気分上々。


表紙はキース・へリングと福田平八郎の展覧会チラシです。



2024年11月22日

タイヤル族の細紐から

明暗2色の糸を使う柄を、先月はうまくいかなかった青と緑の組み合わせで。
こんどは大きな柄だから、なんとかなるのではと思って織りました。


左が表で、右が裏です。


柄の線が傾いて、乱れているように見えるのは、糸の撚りがきついせいでしょうか。
ふんわりした甘撚りの糸を使ったら、きれいに柄が見えたのかもしれません。

2024年11月16日

水引のマフラーピン

夏の終わりに編んだマフラーに使うマフラーピン。


マフラーの編目が伸びないように、材料は軽い水引と竹串で。
水引を5本そろえて結ぶのはむずかしいので、3本で作りました。
竹串のはしには、玉結びを2つ。

百均の水引は何色かセットになっているところがうれしかったのですが、キラキラした水引はかたくてきれいに曲げることができず、やや残念なできあがり。



「心が華やぐ 水引の小物とアクセサリー」葵ことり著 池田書店
この本にあった帯留めの結び方を見て作りました。

2024年11月10日

ガーター編の帽子

大人サイズになるはずだったのに、針を太くして編みなおしても小さいのでした。
かぶれないことはないのですが、頭の血が止まりそうです。
なので、子ども用ということに。

子ども用だと思うと気が楽で、編むのも楽しかったので、もう一人分。


平らに編んで、編み終わったところと編みはじめたところをはいでいます。



2024年11月1日

フェアアイルのベスト

家にある手紡ぎの糸をよせあつめて、ベストを編みました。


紡いだ糸は太さも撚りもいろいろで、本を見てもそこにあるすてきな柄のものは編めないので、それらしく。

使った針は6号、作り目は181目とスティーク分の12目です。
柄は12目×9段と5目×5段の2つをくり返して入れました。
緑は葉緑素パウダー、水色はクチナシブルー、黄色はたぶんマリーゴールドで、ピンクは何で染めてあるのか忘れました。


身ごろはスティークを作って輪にして編むというのと、編み終わったらスティークを切ってまつるというのは知っていましたが、袖や前立てのゴム編み部分の目の拾い方は?
まつり終わったところに端から1目内側に針を入れると、スティークの目にも針をとおさないと目を拾えないのでした。
そこは編み地が2重になっているので、しっかり、かちかち。

心配になってきたので、図書館にあった「はじめてのフェアアイルニット」(アマゾンでどんな本か見たい方は→こちら 写真は貼り付けられなくなったみたいです…)をみると、12目のスティークのときは切りっぱなしのままで、目を拾っていました。
切りっぱなしです!
端からほつれてきそうで、恐ろしくてそんなことはできません。

しかたないので、衿ぐりはスティーク部分が少しだけなのでかたいまま。
袖ぐりは、折り返しの山にある目の糸を1本だけすくって目を拾いました。
このときにはじめて、2目一度の減らし目はスティークと身ごろの目ですると知りましたが、これは今さら。


前立ては本のように拾いたいと思ったのですが、やっぱりスティークはこわくて切れません。
結局スティークを切らないで目を拾っていきましたが、ずいぶん時間がかかりました。
そのまま前立てを編んで、もう片方も同じように編んでから、最後にスティークを切ってまつりつけて、やれやれ。

ボタンホールは本を見て作りましたが、本の前立ては2目ゴム編みでこちらは1目ゴム編み。
こうすればいいのかなと考えて編みましたが、穴が小さくてボタンも小さめです。

やっとのことで編み終わって、つくづく思いました。
始めから本を見て編めばよかったです。

2024年10月12日

綿の糸

去年からボランティア活動で作っていた、古いの糸車の複製が完成しました。
6人が参加して、主な木工作業員は男性2人。
残りの4人はヤスリがけをし、竹釘を作って、最後に車輪に糸をかけたくらいですが、作った糸車で糸が紡げるか試せるように、綿を紡ぐ練習をしていました。

そこで紡いだ糸を、家で染めました。
黄色はクチナシ、青は藍、緑はクチナシで染めた糸をもういちど藍で染めています。


4つに分けると、藍色の玉は4.5g、黄色は3g弱、白の小さい玉はたったの1.2gですが、これが努力の成果。
太さも撚りのかかり具合もそろっていませんが、何か作れるといいなぁ…


できあがった糸車でも、ちゃんと糸が紡げたので、めでたし、めでたしでした。

2024年10月6日

遊牧民の織物から

 3つの柄から、いちばんたて糸の本数が少ないものを選んで織りました。


たて糸を浮かすして柄をだしているのですが、両端の柄にはもうひとつ小さな工夫がありました。
たて糸を落とすところがあって、そこだけよこ糸がちらっと見えるようになっているんです。


でも、この配色(青と緑)では、その効果も今ひとつ…。


2024年9月18日

枕カバー

枕をすっぽりおおってしまう袋ではなくて、筒状の枕カバー。
大きいのは夫用、小さいのはわたし用です。
白い布だけで作ってもよかったのですが、端に柄を入れました。


枕カバーを作っていると、母がこども3人分の枕カバーを縫っていた時のことを思い出します。

布の裁断は、端にハサミで切れ目を入れて手で裂くので早くて、まっすぐ!
フリルは布の耳のところを使うので、端を三つ折りにして縫う必要なし。
たぶん布の両端から1本ずつとって縫いつないで、カバー3枚分に使っていたのでしょう。
フリルはカバーにする長方形の布に、てきとうにタックをとりながら縫いつけていきます。
そのあと、筒状に縫って終わりでした。

子どもの記憶ではそれだけですが、縫いしろは折り伏せ縫いにしていたのだと思います。
昭和の洗濯機に耐えるように作っていたはずですから。
見た目もすっきりするし、じょうぶです。



2024年9月11日

中国の花帯から その2

花帯その2は、見本に近い配色で。
この柄は前にも織ったことがあるような…
そのせいか織り方はすぐに理解できたので、少し柄をかえて気分転換しながら織りました。


拡大してみたら、失敗しているところを発見。
打ち込みのかげんも強かったり弱かったりで、柄の大きさがそろってないし。
で、またがっかり。



2024年9月2日

暑い盛りに手編みのマフラー

途中まで編んだままだったマフラーを、台風で少し涼しくなった日に編み上げました。



「ニットであったか冬じたく」のモザイク編みのマフラーを編もうと思ったのですが、ぴったりの毛糸がなかったので、色を変え、もようも変えて編みました。

端がガタガタで、幅も狭くなったり太くなったり。
すべり目でもようを出しているせいなのか…
本のようにはいきません。



台風一過で晴れたのはいいけれど、またまたひどい暑さにもどって、がっかり。


2024年8月20日

ブラウス

そでなし、えりなし、ギャザーも切り替えもなし。
これなら、かんたん!と思って作ったけれど、初心者にはつまずくところもありました。


いちばんは、布ループ。
作るのも、端にきっちりつけるのもむずかしくて、少しゆがんでしまいました。


あとは、そで口のバイアステープのところでつまずきました。
バイアステープを先につけるようになっているのは、初心者にとってはありがたいです。
脇を縫って、輪になっているそで口にバイアステープをつけるのは、むずかしいですから。

それはいいのですが、わたしは脇を折り伏せ縫いにしたいのでした。
本では、ジグザグミシンで始末した脇の縫いしろを開くことになっています。

バイアステープをつけてからでも、折り伏せ縫いができる?
縫いしろとバイアステープは、どんなふうにかさなる?

あれこれ考えて、バイアステープを脇のできあがり線まで縫って、そのあと脇を縫いました。
手縫いで、縫いきれなかったできあがり線のきわ、バイアステープの両端を縫いあわせたら、あとは本のとおり。
バイアステープと脇の縫いしろがかさなるところは、余分な縫いしろは先に切りとっておきました。


着ている服に比べて、型紙のえりぐり、そで口、後ろあきが大きめだったので、それぞれ小さめにしました。
使った本は、「私が着たいトップス」ブティック社です。



2024年8月12日

ちょうちん、たたむ

ちょうちんを作った日は、こわれiないようにエコバックにいれて家に帰りました。
家では、机に置いたりぶらさげたり。

小さいけれどかさばるちょうちんを見ているときに、ちょうちんはたためるということを思い出しました。
たためば、持ち運びも収納もかんたんです。

手作りのゆがんだちょうちんですが、つめで和紙を紙ひものあいだに押し込んでいくと、たためました!
ちょっと感動。😄



引き上げると、もとの形にもどります。
和紙に折り目が入って、前よりちょうちんらしくなったような気がします。



2024年8月10日

ちょうちん

紙ひも、和紙、ストローで作るちょうちんです。
去年、紙で筥迫を作ったところで、教えてもらいました。

のりが乾く時間を含めて、完成までに2時間以上。
型に紙ひもを巻いていくのも、そこに和紙を張るのも、乾かしてから型を抜くのも、どれも楽しいけれど、むずかしかったです。


高さは11㎝くらいです。
懐中電灯を入れると、少しはましに見えるかな…


型は厚紙で作ってありました。
紙をはったあとで、狭い口から無事に抜きとれるのか、心配になるような大きさです。
慎重にことをすすめましたが、あんのじょう、少し紙を破ってしまいました。
もちろん、ちょうちんの紙ではなく、型の厚紙のほうです…
申し訳ない。

内側はこんなふうになっています。



2024年8月7日

棒機、中国の花帯から その1

配色を自分の好きな色にしようとして、失敗。


がっかりしながら織ったので、その2の整経は見本の花帯に近い配色にしました。
完成は来月です。




2024年7月26日

くるくるレインボーとびっくりレインボー

ずいぶん昔びっくりレインボーを作ってから、1度も作らなかったのは、幅2㎝くらいのテープを4等分に切るというのがめんどうだったから。
そのときのテープはほかに使いみちもなく、そっくりそのまま置いてありました。

それを使って、またびっくりレインボーを作ることにしたのですが、今回はテープを切る楽な方法を思いつきました!
空き箱などの紙をテープの幅に折って、中央に向かって斜めに切込みをいれます。
テープをはさんで、折って、テープ幅の中央(切込みの中央)にカッターナイフの刃を突きさして、テープを引き出すだけで、あっというまにテープが半分の幅に切れます。
刃は折った紙に突きさしたままで、動かしません。
刃で紙が押さえられるので、紙を押さえる必要はありません。
うすい紙を使った時は、台を傷つけないように下にカッターマットや厚紙をしいておきましょう。
引き出すところだけは、あとでハサミで切りはなします。


気持よくて、いくらでもテープを切ってしまいそう…
と、よろこんだのもつかの間、巻いたままだったテープはクリクリで、できたものもネジネジ(写真の右のもの)で、まわしてもふわっと広がりません。
テープの巻ぐせをとらないといけませんでした。


丸箸でしごいてみましたが、効果なし。
こわごわアイロンをかけてみたら、色によって差はありますが、だいたいうまく伸ばせました。
うちの古いアイロンでは、一番低い温度の「低温(ポリプロピレン、ビニリデン)」で、かけました。
青いテープはクリクリ状態で、そのほかはアイロン済のものです。


シールも前に作ったときの残りもので作りました。


小さい穴はポンチ、大きい穴は2穴パンチであけました。
2穴パンチの底ふたをとって、穴から中心の印を見てあけます。
シールは端を少し折らないといけませんでした。


これは、びっくりレインボーを作っている途中。



ネジネジの失敗作はテープを半分に切って、びっくりレインボーの小さい玉に使いました。
ビーズは穴が大きめだったので、ホットボンドを使って接着しました。


作り方は、こちらを参考にしました。→
ここには、楽しそうな工作がいろいろありました。